「人を木にたとえると」
枝葉は目に見える部分。
スキルや成果、やり方、行動。
でも、その枝葉を支えているのは、
目には見えない“根っこ”の部分。
心のあり方、想い、価値観、
そして、日々の小さな選択。
以前の私は、
この「枝葉=外側」ばかりを整えることに
意識が向いていました。
たとえば──
- もっと資格を取らなきゃ
- SNSの発信を毎日続けなきゃ
- 周りの人に“すごい”と思われたい
- 誰かの期待に応えなきゃ
そんなふうに、
“外側に見える部分”をがんばって整えようとしていたんです。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
むしろ成長や挑戦のエネルギーはとても大切。
でも、内側(心の土台)が整っていないまま外側ばかりに力を注ぐと、
いつの間にか心が乾いていく。
たとえば、
やる気が出ない、
人の言葉に敏感に反応して落ち込む、
達成しても満たされない。
そんなサインが出ていたら、
それは“心の根っこ”が少し乾いている合図かもしれません。
見えない部分って、
自分でも気づきにくいし、
扱うのが難しい場所。
だからつい、後回しにしてしまう。
でもね、
自分の心の根の部分に目を向けてみるだけでも、
少しずつ変化が起こるんです。
根っこに水をあげるように、
・好きなことをする時間をとる
・自分の感情をノートに書く
・本音で話せる人と過ごす
・静かな時間を意識的につくる
そんな小さなことが、
内側の栄養になります。
私は今、
この“心の土台”を整えることにフォーカスし、
クライアントさんとの対話やワーク会、
100日プログラムを通して、
それぞれの「根っこ」に光を当てるお手伝いをしています。
外側を整えることも大切。
でも、本当の変化は、
内側から始まる。
今日も、自分の“心の木”に、
やさしく水をあげよう🌱
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